3月9日に辞任をされた佐川長官こと佐川宣寿さん。
真面目な顔をしているのに辞任してしまうとは・・・。
経歴も立派だったでしょうに、何とも残念な結果になりましたね。
そんな佐川長官の経歴はもちろん出身高校も気になりますよね。
頭もキレるでしょうし・・・。
でもその頭の良さ故に、今回の改ざんに関与や指示をしたりして逮捕・・・も否めません。
真相は何だったのか?今回は佐川長官について含めて追ってみようと思います。
佐川長官の経歴
佐川長官のプロフィール
まずは佐川長官の簡単なプロフィールがこちら。
- 名前:佐川宣寿(さがわ のぶひさ)
- 年齢:60歳
- 生年月日:1957年11月6日
- 出身:福島県平市
- 前職:国税庁長官
佐川長官の経歴
こちらが経歴になります。
- 1982年 大蔵省入省
- 1984年 大阪国税局調査部
- 1987年 名古屋国税局高山税務署長
- 1998年7月 近畿財務局理財部長
- 2001年 財務大臣秘書官
- 2004年 財務省主計局主計官
- 2008年 主税局総務課長
- 2010年 財務省大臣官房審議官
- 2011年7月1日 東日本大震災復興対策本部事務局次長
- 2012年2月10日 復興庁統括官付審議官
- 2013年6月28日 大阪国税局長
- 2014年7月 国税庁次長
- 2015年7月7日 関税局長
- 2016年6月17日 理財局長
- 2017年7月5日 国税庁長官(第48代)
出典:Wikipedia
佐川長官の出身高校!
佐川長官の出身高校についても調べてみることに。
どうやら佐川長官の出身高校は「東京都立九段高等学校」だということが判明。
いま現在は違う学校に明け渡し、閉校したようですが。
実は「磐城高等学校」の情報も出ていました。
これは佐川長官が当時住んでいた平市(現在はいわき市)にある高校であること、また佐川長官が東大進学に向けて偏差値の高い学校を選んでいたことからそう推測されているみたいです。
磐城高等学校の偏差値が64に対して67.5~72.5なので妥当なところでしょう。
また佐川長官が中学3年生のときにお父さんが亡くなってしまったようです。
その関係で東京の都内にある中学へ転校していました。
なので「磐城高等学校→東京都立九段高等学校」という流れで東京大学に進学した可能性が高いです。
流石に地元から通うのは無理ですし、東大の受験を見据えて転校したのでしょう。
しかし・・・佐川長官が大学を卒業したのはなんと25歳になってからでした。
通常、留年や浪人を考えずにストレートで進学し、卒業した場合は22歳で卒業するはず。
加えて、佐川長官は大学院へ進んだ事実も無さそうです。
ですから・・・大学受験、あるいは大学に在学中につまずいた可能性がありますね。
逮捕や書き換え指示の可能性は?
これまでの経歴から何も問題なくエリートの道を歩いてきたと思われた佐川長官。
実際は苦労もあった人生だったのですが、ここに来て新たな壁が。
それが佐川長官の「文書改ざん疑惑」及び「逮捕疑惑」です。
長年、議論し続けてきた森友学園や森友文書の問題。
その終止符を打つ上で浮上した「森友文書書き換え」の発覚。
いまのところ財務局が書き換えをしたことが分かっていますが、何より重要なのが
「誰が、何のために書き換えをしたのか?」という点。
その真相を確かめる中で「佐川長官」の可能性が非常に高まっているのも事実です。
毎日新聞でも報じられていました。
書き換えがあったのは、2016年6月に森友側と国有地の売買契約を結ぶ際に作成された決裁文書など。財務省の調査で、当時の文書にあった「特殊性」などの記述が、昨年、国会に提出された決裁文書からは削除されるなどしていたことが判明した。
佐川氏は国会で「事前の価格交渉はなかった」などと答弁。森友への国有地売却の特殊性を否定していた。決裁文書は佐川氏の答弁に沿うように書き換えられていた模様だ。政府関係者によると、自身の答弁を正当化するため、佐川氏が書き換えを指示した可能性があるという。
出典:毎日新聞
当たり前なのですが「公文書の書き換え・改ざん」は犯罪行為です。
もちろん財務局の職員も当然それを知っているので、個人の判断ではまずやりません。
”誰かの指示”あるいは”どうしても書き換えをする必要”がなければよっぽどやらないはずです。
また直接、書き換えを指示していなくても国会の答弁で既に嘘の発言(土地の価格交渉)をしています。
つまり、財務局が書き換えを行わなければならない理由を佐川長官が無意識に作ったことにもなりえます。
9日に報じられた近畿財務局の職員の遺書からも「上からの指示があった」との情報もありましたからね。
ここまで来ると逮捕はともかく、書き換えの指示をした可能性は高そうです。
国会での虚偽答弁も発覚・・・
やっぱり残っていた!森友国有地払い下げ【近畿財務局に「相談記録」】佐川宣寿前理財局長をはじめ、財務省はこれまで、国会で学園と交渉内容について問われても「記録を破棄した」と答弁し説明を拒んできたが、毎日新聞の情報公開請求で、文書の存在が発覚した(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/MHmzm8l538
— KK (@Trapelus) 2018年1月20日
土地の価格交渉以外の嘘も発覚していました・・・。
これはもう言い逃れが出来ません。
ここまで来てしまった上で、今回の書き換えに至る流れとしては
- 佐川長官から下っ端(近畿財務局)に指示した←アウト
- 近畿財務局が仕方なく、佐川長官の答弁どおりに書き換えざるを得なくなってしまった
このどちらかですかねぇ・・・。
この辺の真相は今後の証人喚問で明らかになると思われます。
管理人コメント
頭が良いからこそなんとか欺ける・ごまかせると思うんでしょうか?
頭が切れるほど悪事を働くなんてよく聞きますし・・・。
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