とんでもないことが起きましたね。
3月9日に近畿財務局の職員が自ら命を絶ったという報道がされました。
その名前は赤木俊夫さん。
森友学園の固有地問題に関わる人物の1人だったそうです。
そんな赤木俊夫さんの自宅から遺書と思われるものが見つかったとのこと。
その内容はまだ定かではありませんが、それに関して気になる点が一つ。
それは「ご家族の方が遺書をおそらく読んでいたのでは?」ということ。
遺族であれば先に読む権利はありますし、下手すれば財務省に都合の悪いことも載っているのでは?
今回はその赤木俊夫さんの家族周り、そして遺書の内容を暴露するのかどうかについて見ていこうと思います。
目次
赤木俊夫の家族ガチギレ?
赤木俊夫の家族について
まずは赤木俊夫さんの家族周りについてですが…
残念ながらその詳細については全くと言っていいほど確認が出来ませんでした。
というより、赤木俊夫さん自身についても殆ど情報は明かされていません。
判明していることと言えば…
- 近畿財務局理財部金融監督第3課上席調査官
ということぐらいでしょうか。
顔画像も判明していないですし、今後の報道次第ではありますね。
遺書の中身は?内容は判明しているの?
肝心な遺書の内容ですが、現時点でははっきりとした内容は公開されていません。
一部の報道では遺書の中身は上司に対する恨みが書かれているとのこと。
赤木俊夫さん自身が企てたのではなく、命令されてやったと捉えられる文があったそうです。
遺書には組織に対する恨みが綴られているという。上司の実名を挙げて「●●から やらされ(書き換えを命じられ)た」と書かれているとの情報もある。
出典:BLOOGS
おそらく世間のみなさんも一番気になるのがこの遺書の内容ではないでしょうか。
誰が黒幕なのか、誰が裏で糸を引いていたのかなどが書いてあるのであれば尚更です。
関連記事:赤木俊夫の自殺理由や遺書全文は判明している?口封じの線も濃厚?
財務省が遺書の口止めってマジ!?
財務省が家族に口止めをするよう働きかけていた?
そんな秘密裏にされている遺書の内容ですが…
その内容を読み、真相を知っているであろう人物がいますよね。
そう、赤木俊夫さんの「家族」です。
身内の遺書ですからその内容をまず始めに読み、真実を知っているだろう赤木俊夫さんの家族。
言ってしまえば家族が内容をバラしてしまえばもう言い訳出来ません。
しかし、その暴露に口封じを働きかけているとの情報も。
9日の財務省への野党合同ヒアリングで、民進党の杉尾秀哉参院議員は「遺書には書き換えに触れられている部分があるとの情報もある」と詰め寄り、「遺書について近畿財務局から、ご家族に口外しないで欲しいという話があったそうだが」と畳み掛けたが、「職員個人のことでもあり、コメントは差し控えさせていただきたい」(富山一成・理財局次長)と、ゼロ回答。ただ、慎重な口ぶりからは財務省が、遺書の内容について、神経を尖らせている様子が伝わってきた。
「遺書を読んだ遺族は、かなり怒りを募らせているらしい。遺書には森友問題のシワ寄せが、全て自分に及んでいるという組織への恨みが書かれているのかもしれません。いくら財務省が口封じをしても、憤慨する遺族がメディアの取材に応じる可能性もあります」(捜査事情通)
出典:日刊ゲンダイDEGITAL
※赤木俊夫さんの遺書に改竄の可能性が浮上?
関連記事:赤木俊夫の遺書内容の真相!家族の告白で遺書も改竄疑惑も浮上?
家族は遺書の内容を明かす可能性はある?
家族の怒りもごもっともです。
何せ自分の息子、あるいは旦那さんが国家レベルの重罪に加担させられていたと知ればバラしたくもなるでしょう。
それで、家族が遺書の内容を明かすかどうかですが、個人的には暴露しそうな気がします。
あくまでも前提として「財務省が家族に対して口外しないで欲しいと頼んでいた」のであればですが。
それを聞かされれば家族は「財務省は自分の保身しか考えていない」と考えるでしょうし、余計に怒りが湧くはずです。
「自分たちがしてきたことはこういうことなんだぞ」と知らしめる意味で暴露しても不思議ではありません。
公文書の書き換えってどれぐらいヤバいの?
TVで連日話題になっている森友文書の「書き換え・改ざん問題」
何が問題かといえばやはり「有印の公文書を意図的に改ざんした」ということです。
「有印」と書いてるので「国や公務員が作成している文書」になります。
それで、この有印公文書を偽造あるいは変造した場合
- 有印公文書偽造罪(1年以上10年以下の懲役)
- 有印公文書変造罪(1年以上10以下の懲役)
に該当するとされています。
かな~りヤバいことをしていることが刑罰を見ても明らかです。
元衆議院弁護士曰く「今まで国が公文書を偽造・変造して有罪になった事例は無い」だそうです。
前例がないだけに今回の騒動はさらに波紋が広がると思われます。
※追記 なんと2010年の民主政権時代にも文書を改ざんしていた事が発覚しました。
財務省の決裁文書「書き換え」疑惑の“前例”といえる違法行為が、民主党政権の2010年に発覚していた。厚労省東北厚生局の職員が、情報公開法に基づき開示した文書を改竄(かいざん)し、減給の懲戒処分を受けたのだ。当時、菅直人内閣の長妻昭厚労相は記者会見で謝罪したが、辞任はしなかった。
出典:zakzak
厚労省東北厚生局の職員が養成専門学校に関する実地調査の結果を報告した文書の改ざん。
この職員への処分は「減給処分」だけという事態。
ただこの事例があったにしろ表沙汰にはならず、また「減給処分」で済まされているあたり、今回の処分にも悪用されそうな気がしてなりません。
財務省は改ざんを肯定との情報も
産経ニュースが以下のように報じていました。
財務省は10日、学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書に書き換えがあったと認める方針を固めた。
出典:産経ニュース
とうとう財務省が書き換えを認めるにまで至りました。
寧ろここからスタートな気もしますが、今後の対応や一連の流れの説明についても注目していきたいですね。
月曜日からは各番組で話題が持ちきりになりそうです。
管理人コメント
ある意味、明かすタイミングによっては大打撃では済まされなくもなりそうです。
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